モノを売るのに必要なことは何だろうか?
気合い?根性?
マーケティングを学ぶにはこの一冊を初めに読むべきと言っても過言ではない本を紹介したい。
ものを売るためのコツが知りたい方は是非読んでいただきたい。
- 結論(おすすめの一冊)
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
結論
・マーケティングを学ぶには、『ドリルを売るには穴を売れ』という本がおすすめ!
この本には、初心者がマーケティングを学ぶ際に絶対に覚えておきたいことが記載されている。
それは、ベネフィット・差別化・4Pの3つである。
聞いたことがあるワードだと思う。
しかし、これからマーケティングを始める方で正確に説明できる方は少ないのではないだろうか?
次章より、この4つについて説明していきたい
ベネフィット
ベネフィットとは、顧客に対しての価値のことである。
顧客に対しての価値とは、顧客が一番求めているものである。
ドリルで例えると、ドリルを買うことではなく、【穴をあけること】である。
つまり、ドリルを売ろうするのではなく、穴をあけることができるものを提案するということがマーケティングでは非常に重要な考えであり、これをベネフィットと呼ぶ。
セグメンテーションとターゲット
分けてから狙う!狙うために分ける!
セグメンテーションとターゲットに一番重要なことは上記である。
セグメンテーションとは分けることであり、ターゲットとは、標的顧客のことである。
セグメンテーションはさまざまな切り口があるが、本書では以下の有名な切り口を紹介している。
◆心理的セグメンテーション
・革新者:一番初めに見つけて使い始める人
・初期採用者:一般的に広く知れ渡る前に使い始める人
・前期マジョリティ:普及し始める頃に使い始める人
・後期マジョリティ:ほぼ普及したのを確認してから使い始める人
・遅滞者:一番遅れて使い始める人または使わない人
◆ベネフィットセグメンテーション
・そこそこ正確で低価格層
・正確で手間要らず層
・デザイン重視層
・ブランド重視層
このようなセグメンテーションをつなぎ合わせることが重要であると本書では紹介されている。
例)60代は可処分時間が多いので、ブランド重視層やデザイン重視層が多い等
差別化
さて、前章ではベネフィットについて記載したが、次は差別化について記載していきたい。
差別化とは、競合にない価値、高い価値を提供して自分を選んでもらうことを指す。
差別化の方法は以下三つが大切であると本書には書かれている。
・手軽軸:ある程度のものを安く便利に提供する
・商品軸:最高品質の商品・サービスを提供する
・密着軸:顧客に密着して、徹底的に顧客のニーズに応える
これらの軸で差別化は図ることができるのだ。
4P
まず、4Pとは、以下の頭文字を表している。
・Product:製品・サービス
・Promotion:広告
・Place:流通、チャネル(実際に顧客に価値を届けるチャネル)
・Price:価格
本書では、価値を提供して対価をいただくことを実現させるのが4Pと記載されている。
この4P全てが美しく連動することで顧客に価値が届けられるのだ。
マーケティングの基本中の基本を抜粋し記載させていただいたが、いかがでしたでしょうか。
マーケティングに興味を持っていただけた方は、マーケティングの本や参考書は非常に様々な種類、レベルがあるので、是非確認していただきたい。
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