本日は、ダン・S・ケネディ著 『究極のセールスレター』という本を要約していきたい。
この本は、ビジネスパーソンが悩んでいるであろう説明資料のタイトルや広告のキャッチコピーの書き方やコツを丁寧に実体験も踏まえて解説してくれている本である。
- 結論
- 具体的な書く手順① 不利な点も認める??
- 具体的な書く手順② りんごとりんごは比べない?
- まとめ
結論
僕がこの本を読んで感じた結論は、本文を読んでほしいなら、相手を動かす文章を心がけろということである。
相手を動かすとは、どう言うことかというと、
・他の人はやっているのにやっていないと思わせる←やばいと思って動く
・少数の人は知っているということと思わせる←お得な情報だと思って動く
上記のようなことをタイトルやキャッチコピーに書くことができれば、劇的に読んでもらえる頻度が上がるといった仕組みである。
このことを具体的にはどのようにやっていくのかと言うことが本書には丁寧に記載されているため、説明していきたいと思う。
具体的な書く手順①不利な点も認める??
まず一つ目に結論で述べたことを実現する方法は、
・不利な点を認め、文章に組み込めば信頼度が上がり、読んでもらえると言う方法だ。
例えば、こじんまりとしたレストランがキッチリかっちりしたレストランに勝つためにはどのようなことをしていけばいいのだろうか?
それは、もし、イタリアン料理を食べにいきたいならタキシードを着たウェイトレスがいるレストランへ!と考えている人は当店は場違いかもしれません。
といった文章を書くことである。
上記の文章を書くことで、ちょっと手頃なレストランに行きたいと思ってくれていた人にはぴったりの文章となり、親近感が湧くので手頃なレストランに行きたい人が動いてくれるような文章にすることができる。
具体的な書く手順② りんごとりんごは比べない
次におすすめしたい内容は、りんごとりんごは比べないと言う方法である。
一体何を言っているのか?と思う人がほとんどだと思うが、馬鹿にせず説明を聞いていただきたい。
まず、りんごとりんごを比べないとは、同じ商品やサービスをピッタリ同じ土俵で比べないと言うことである。
例えば、同じウイスキーを使っているのにハイボール1杯300円と400円のお店があったとする。
そうすると、400円のお店はハイボールという勝負だけにしてしまうと300円のお店に勝つことができない。
なので、ハイボール400円のお店は以下のようなキャッチコピーにすべきだと言うことが本書には記載されている。
『店員が1杯1杯丁寧に作ったハイボールは普通500円以上しますが、当店はそんなハイボールが400円で飲めます!』
と言った具合である。
味だけで勝負してしまうとピッタリ同じウイスキーを使ってしまっているため、勝ち目はないが、一杯一杯丁寧に作っていると言う前提条件をつけることで、同じ商品やジャンルであってもお得感を生むことができ、購買につながるといった具合である。
まとめ
キャッチコピーやタイトルは相手を動かすような工夫をする必要があることは皆さんわかっていただけたと思うが、実際にどのようなことをしていけば良いのかをここまで詳細に事細かに書いてくれている本は他にあるだろうか?私の知る限りではない笑
本書では、紹介した二つの手法以外にも、相手を動かすようなセールスレターの書き方を紹介してくれている。
気になった方は是非本書も読んでいただけると幸いだ。
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