今回は、1,000万部を突破した伝わる技術の本を紹介していきたいと思う。
この本は、以下のような人に特におすすめの本となっている。
言いたいことをうまく相手に伝えることができない人
相手の言っていることがうまく理解できない人
簡潔に伝えることができなくて、話が長くなってしまう人
これらの症状が見受けられる人には非常に効果的な本であるので、当てはまる方は是非読んでいただきたい。
- 結論
- イライラした時の対処法
- 言わなくてもわかるはないことを知る
- 相手を追い詰める質問をしない
- 重箱の隅を突く人への対処法
結論
そもそも相手に伝わりやすい文章を書くまたは話すにはどうすれば良いのだろうか?
本書では、以下のようなロジックで説明をしている。
ゴール設定→納得感→相手ベース→見える化→聞く力→親切感→信頼感
これらの7つをできるようになれば、相手に伝えることができると本書では語っている。
では実際にこの7つをできるようになるための方法をいくつか紹介していきたい。
イライラした時の対処法
伝えるための方法を教えてくれるんじゃないの?と思った方もいるだろう。
しかし、まずは伝わらなかった時のために、イライラした時の対処法を紹介していきたい。
イライラした時は、自分はイラついていると認識する。それで一度冷静になる。
その上で、3秒深呼吸をすることで、感情的に起こってしまう部分を一旦抑制することができる。
これだけをしてもイライラは全ては解決できないと思うが、認識→深呼吸をイライラしたときは取り入れてほしい。(これだけで相当変わる)
言わなくてもわかるはないことを知る
離婚の原因で一番多いのが何かわかるだろうか?それは、価値観の違いである。
その価値観の違いが生まれる根本的原因が、言わなくても相手はわかってくれる。という思い込みである。
そもそも、伝える相手は自分ではないのだから、考えや記憶力等全く異なる生物なのである。
この言わなくてもわかってくれるということはないということを理解した上で今後は人に何かを伝えていってほしい。
この前提条件をわかっているかいないかで伝え方は非常に大きく今後変わって来るだろう。
相手を追い詰める質問をしない
相手を追い詰める質問をしないといわれると、何だか相手が悪いことをした場合を想像する方がほとんどだろう。
悪いことをしていてもしなくても、相手の意見を聞きながらの質問、相手に興味を持って質問することを意識するだけで、相手から聞きたいことや、伝えたいことを聞き出せる場合が多いのである。
例えば、相手の趣味等に関連する質問をしてあげたり、相手の好きなことで例えてあげることで、一気に相手は聞いてくれた人に興味を持つようになると言った具合である。
重箱の隅を突く人への対処法
重箱の隅を突く系の人は、自分が指摘をすることで優位に立ちたいという思いを持っている人が多い。
よって、細かい話は修正するので後にさせてほしいとあらかじめレビューの前に言っておく。
今回お願いしたいゴールを明確にしてから会議を進めるようにする。
というようなことを実施すれば、細かい論争に入る前に大枠について有意義な会議を進めることができるようになるのだ。
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